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被災地の同級生様 メッセージで桜が満開です - 朝日新聞デジタル

Posted: 12 Mar 2022 08:50 PM PST

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 被災地の「同級生」を思い、花びらにメッセージを書いた桜が、東京都多摩市の公民館で満開を迎えている。福島県浪江町の小学校と交流してきた市内の小中学生が、ピンク色の紙片にびっしりと言葉を記した。

 「『なみえっ子カルタ』を実際にやってみたいし、『なみえ焼きそば』も食べてみたい。『んだげんちょ』も、また踊りたい」

 多摩市立多摩中学校1年の中村仁奈子さん(13)は2年前、通っていた多摩第一小学校で福島の同級生と一緒に踊った経験を思い出し、メッセージを書いた。浪江町立津島小の最後の卒業生となった須藤嘉人さんと交流し、「遠い地域」だった東北の震災を「自分のこととして考えられるようになった」という。

 11年前の東日本大震災は、保育所にいたことしか記憶にない。交流を通じ、友達が少なくなる被災地の現実を知った。一生懸命練習した「んだげんちょ」が、うまく踊れた達成感も忘れられないという。

 メッセージ花びらの企画は、被災地支援を続ける地元の京王線聖蹟桜ケ丘駅周辺の商店主らが呼びかけた。中学生になっても被災地のことを考えたいと思っていた中村さんら一小出身の5人は、多摩中の1年生の各クラスを回り、須藤さんとの思い出を説明した。交流を体験していない人も多い中、137人全員がメッセージを書いてくれた。「みんな真剣に書いてくれた」と中村さん。

 一小出身の小野田楓蓮(かれん)さん(13)は「どんな未来が来るか、思うだけでわくわくしちゃう! そんな日常をつくれるように私たちも精いっぱい生きていきます」とつづった。震災は、机の下に猫と逃げ込んだおぼろげな記憶しかないが、須藤さんとの交流で気づかされたことが多かったという。「大変な思いをした人たちがいて、一生懸命生きている。前向きにいこうという思いをこめた」

 メッセージは一小の5年生112人も寄せた。被災地との交流活動はしていないが、「被災地のことを考え、先輩たちの活動をつないでいく」(岡芳弘校長)という。平野順奈さん(11)は「避難訓練をしっかりやる」などと書いた。「震災はいつ来るかわからないから、まじめにやります」と話した。

 桜の展示は31日まで。聖蹟桜ケ丘駅そばの関戸公民館の7階。交流の様子を写真などで紹介している。前川浩之

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「このあと2~3年後にはまた氷河期が来る」平成ノブシコブシ・徳井健太が語る、お笑いブームの現在地 - リアルサウンド

Posted: 12 Mar 2022 03:50 PM PST

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 平成ノブシコブシ・徳井健太が著書『敗北からの芸人論』(新潮社)を刊行した。

 本著は、以前「週刊新潮」にて吉本芸人を題材としたコラムを執筆していた東野幸治から指名を受けて始めたネット連載を一冊にまとめたもの。徳井が実際に心揺さぶられた芸人や賞レース、バラエティ番組関係者への愛のある語り口と、お笑い界の荒波に揉まれた経験者ならではの説得力ある考察が話題を呼び、累計700万PVを突破した。

 「本当のことしか言えない。違うことが言えていたら、もっと売れていると思う」と本人が語るように、嘘偽りのなく伝えられる言葉は、売れたい、みんなに知られたいと葛藤する若手芸人たちに突き刺さるのだろう。ライブシーンでは数々の芸人から意見を求められる徳井に、本著や芸人への熱い思い、今後についてなど語ってもらった。(タカモトアキ)

敗北からの芸人論の商品画像

全員、ラブレターのつもりで書いてる


――デイリー新潮での連載は、東野幸治さんからの指名がきっかけで始まったそうですね。

徳井健太(以下、徳井):嬉しい話ですけど、東野さんが直接連絡をくれたわけじゃないんで、いい「留守電」を聞いたような感じでした。東野さんが言って下さったならやるしかないし、ぶっちゃけ芸人のことを書くなら僕がいちばん向いているだろうと思ったので、がんばりました。

――以前、東野さんに「自分と似てる芸人さんを誰か挙げるとすれば?」と伺ったところ、しばらく考えて「徳井くんかなぁ」と答えていただいたことがありました。

徳井:いやぁ、そうなんだ。とても嬉しいです。『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)のYouTube版で『ノブコブ徳井のクセがトクいネタ WAKATE GP』をやらせてもらった際、例えばインディアンスのようにちゃんと面白いことをしている芸人に対してコメントするのは難しいな、みたいなことをぼんやりと思ったんです。そのあと、『あらびき団』(TBS系)を観てみたら、東野さんはゴールデン番組のMCとしてスムースな進行をやりつつ、出演者がちょっと嫌がるだろうなって思うような目線のコメントを言ったり、ゲストにコメントを振ったり……みたいな感じで1人3役くらいやってて、改めて東野さんのすごさや丁寧さを実感したんですよ。そんな東野さんと僕が似てるなんて全く思えないですけど……。レベルは全然違いますが、そう言ってもらえたのは素直に嬉しいです。

――本著は東野さんについても書かれていますが、芸人さんのみならず、バラエティ番組や『M-1グランプリ』、番組プロデューサーなどテーマは多様です。お笑い全体を題材として選んだのは、何か理由があったんですか?

徳井:芸人について書くのもバラエティについて書くのも、僕にとってあまり違いはなくて。劇場に出ている頃から愛のあるスタッフさんと仕事している時のほうがより楽しかったですし、東野さんは(どんなスタッフと巡り合えるかを)"旅だ"みたいに表現されていましたが、テレビでもお笑いに愛のあるスタッフさんと巡り合えるかって当然ながら大事なことなんですよ。だから、芸人を書くことはテレビ番組、そしてスタッフのことも書くことになるなと連載開始前から思っていたので、(お笑い全体を題材としたのは)自然な流れでした。

――書く題材は、どんなふうに決めていったんですか?

徳井:特に個人的な思い出が深くある方から書いていきました。というのは、最初、「東野さんの後が徳井さんで大丈夫かな……」と不安がる編集担当者さんから「どれくらい書けます?」って言われた時、安心させるために「無限に書けますよ」みたいなことを言ったんですけど、4000~5000字にもなると事実はもちろん、分厚いエピソードが必要というか、当然、テレビをただ観ているだけでは書けないんですよね。で、最初にタイトルを書いて、いつも書きたいことをわーっと書き出してから(それらの1つひとつに)順番をつけて、うまいことまとまるように書いてました。今思えば、あまり話したこともないコンビ、コウテイについてなんかは、よく書けたなと思いますよ(笑)。

――衝動的に書きたくなった?

徳井:そうですね。とにかくカッコよかったし、あいつら、仲悪かった時期もあるみたいで、うまくいかなくなったら解散しそうだから……。そういう時に(僕のコラムが)ストッパーになればいいなと思ったし、(世間から批判されたとしても)凹まないでほしいっていうエールを送りたかったんだと思います。

――すべての項目に愛が溢れていますが、題材となった芸人さんからレスポンスはありましたか。

徳井:全員、ラブレターのつもりで書いてるんですけど、特にジャングルポケットは太田に向けて書いたものだったんですよ。太田はどう見ても3人の中でいちばん苦労してますし、誰にも誉められてこなかった芸人人生だったはずなので。掲載されたあと、太田に「徳井さんのコラムを読みながら、酒を1杯飲みました」って言ってもらいました。あと、かまいたちの濱家から「読んでると、なんか泣きそうになるんですよね」って言われたのは嬉しかったですね。かまいたちは元々面白いけど、ある時から、売れるためにギアをチェンジしていて、それがカッコいいんだって伝えたかった。けど、僕が書かれた本人だったら、その意見を飲み込めるかどうかは正直不安だったんです。だって、売れるために変化するのはダサいっていう意見もあるじゃないですか。かまいたちの生き方がカッコいいなと思ったから取り上げたんですけど、うまく書けたか不安だなと思っていたら、濱家が誉めてくれたのであぁ、よかったなと安心しました。

ネタについてどうこう言うことは今後もない


――徳井さんはダウンタウンさんに憧れて芸人を目指したそうですが、NSC(吉本の養成所)に入って、自分の才能のなさに愕然としたそうですね。その後、向いてないと思いながらも、吉村さんと平成ノブシコブシを結成して活動するわけですけど、若手時代のモチベーションって一体なんだったんですか。

徳井:いやぁ……ただ辞めるタイミングを失っただけで、モチベーションなんてなかったですよ(笑)。強いて言うなら、吉村より面白くなりたい、面白くいたいっていうのと、芸人からバカにされない生き方をしようっていうのがモチベーションだったのかもしれないですね。

――若手の頃から、自分以外の芸人さんには嫉妬よりもリスペクトの気持ちのほうが大きかったんですか?

徳井:この連載を書くにあたって記憶を遡ってみると、そうだったんだと思います。昔、『プリプリプリンス』っていう、毎日いろんな芸人が新ネタを下ろす謎のライブがあったんですよ。で、週1くらいのペースで僕らも出てたんですけど、そこでエピソードトークした「ゆったり感」の中村に、そんなに仲よくなかったにもかかわらず、「面白いから、そういうのを毎回喋ってよ」って言ったみたいです。中村はその後、毎回エピソードトークを喋ってましたし、「徳井さんに言われたからずっとやってました」って言われました。

――ネタを観た芸人さん本人に直接、感想を伝えることは当時からしていたんですね。

徳井:元々、クラスでいちばん人気があった人間じゃなかったので、自分よりいいところとか面白いところが目に入りやすいんだと思います。一緒の舞台に出ていてもテレビを観ていても、こいつのこういうところがめちゃくちゃ面白いなと思ったら、本人によかったよって言いたくてしょうがなくなるんですよ。

――そうするうちに、徳井さん=若手にアドバイスする人みたいなポジションが確立されていったんですね。最初にテレビで取り上げられたのは、『333(トリオさん)』(注:パンサー、ジャングルポケット、ジューシーズという吉本に所属する3組のトリオによるバラエティ番組)だったと記憶しているんですが。

徳井:そうです。売れてもいない僕がえらそうにテレビでお笑いを語るっていうボケのつもりだったんですけど、『333』はそのあともずっと呼んでもらいましたし、あそこからほかの番組にも呼んでもらえるようになりました。けど、(意見を求められて)ネタに対して何か言ったことはほぼないですけどね、誉めることはあっても。

――なぜですか?

徳井:僕自身の経験で、自分たちのネタを他人から言われて変えて面白くなったことがないんですよ。吉村がファーストインプレッションで考えたぶっ飛んだ設定を、なんとかしようとしながらどんどん壊していく感じのネタが多かったんですけど、自分たちが面白いと思ったことは他人から何を言われても変えないほうがいいだろうなって。「ここって伝わりづらいですかね?」って聞かれたら答えられますけど、たとえ面白くなくても、それが2人の作品ならそのままのほうがいいかなと思うので、ネタについてどうこう言うことは今後もないですね。

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スピードスケートW杯 高木美帆が1500メートルで総合優勝 - nhk.or.jp

Posted: 12 Mar 2022 12:15 PM PST

tinggalaja.blogspot.com

スピードスケートのワールドカップ最終戦は12日、オランダで大会初日のレースが行われ、高木美帆選手が女子1500メートルで優勝し、この種目の総合優勝を果たしました。

スピードスケートのワールドカップの今シーズン最終戦はオランダのヘーレンフェーンで12日開幕し、初日に行われたレースのうち、女子1500メートルには、先月の北京オリンピックのこの種目で2大会連続で銀メダルを獲得した高木選手が出場しました。

高木選手は最終組に登場し、北京大会のこの種目でオリンピック連覇を果たし、この日が現役最後のレースだった地元・オランダのイレーン・ビュスト選手と同じ組で滑りました。

高木選手は序盤からスピードを出して前半の700メートルを全体トップで通過すると、後半は持ち味の持久力を生かしてスピードを保ち、2位におよそ1秒の大差をつける1分53秒32でフィニッシュして優勝しました。

これで高木選手は今シーズン出場したワールドカップのこの種目すべてで優勝し、総合優勝を果たしました。

一方、ビュスト選手は4位でフィニッシュし、たくさんの観客の声援を受けて競技人生を終えました。

また女子500メートルには、小平奈緒選手が北京オリンピックのあと初めて出場し、ことし1月に負った右足首のけがの影響を感じさせない滑りで、スタートから加速し37秒72で3位に入りました。

男子500メートルは、この種目の日本記録保持者の新濱立也選手が34秒38で優勝、北京オリンピックのこの種目で銅メダルを獲得した森重航選手は34秒53で2位でした。

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